さくら組が年長の1年の間で一番楽しみにしていると言っても過言ではないお泊り保育。
コロナ禍の中、子供たちと保護者の方々が安心して参加していただけるよう、いろいろ考えた結果、今年は夕方からの開催となりました。
それでも、例年とできるだけ近い形での開催を心掛けました。
子供たちにとっての「さくら組、真夏の大冒険 2021」、お泊り保育の始まりです。
2021年7月27日(火)お泊り保育1日目
子供たちは大きなリュックを背負っての登園です。
「おはよう」「あれっ、こんにちは?」
挨拶にちょっとだけ迷ってしまいましたが、子供たちは元気いっぱいです。
体育館に集まって、開会式に参加しました。
体育館の中はいつもと違って、飾り付けがしてあり、テーブルも出ています。
先生たちのファンファーレの演奏に続き、宣誓です。
「僕たち、私たちは約束を守って、楽しいお泊り保育にします!」
いよいよお泊り保育の始まりです。
お風呂も終えて登園してきた子供たち。
早くも夕食の時間です。
お泊り保育のねらいの中に「自分でできることは自分でする」と言うのがあります。
ですので…夕食の配膳は自分達で行ってもらいます。
いつもの給食と同じなので、これは大丈夫です。
子供たちの好きなものばかりが入っている、「特製お泊り保育弁当」
ここで一つの試練が。。。
いつもはフォークで給食を食べている子もお箸で食べる事になっています。
しかし、お家で練習してくれたようです。
お箸を上手に使って食べていました。
(保護者の皆様、練習ありがとうございます)
そして、園長先生や副園長先生、バスの運転手さんも一緒に食べてもらい、それだけでも子供たちは嬉しそうでした。
ほとんどの子が食べ終わった頃…
バナナに扮した先生たちが登場!!
一緒に踊ったり、さくら組の先生方の「○×クイズ」に答えたりして、子供たちも大喜び。
食後の軽い運動になったようです。
夕食も終わり、今から夜のつどい、と思っていたらなんと突然の雨。
これにはビックリでしたが、子供たちも先生たちもそこまで焦りはしませんでした。
こんなこともあろうかとしっかり準備もできているのです。
すぐ行動を起こせる、こんなところが自園で行うメリットなのかもしれません。
予定を変更し夜店を雨バージョンで行いました。
3つのお店を周り、ゴールをして、ごほうびにジュースをいただきました。
園庭で行うとちょっと暗いですが、雨バージョンは室内で明るいため、ねらいを定めて(ねらいはごほうびというところでしょうか)ゲームを行う子供たちの顔は真剣そのものでした。
雨も上がり、盆踊りは予定通り園庭で行うことができました。
♪幼稚園音頭♪は富塚学園オリジナル。
さくら組の先生たちの和太鼓・生演奏&提灯が雰囲気を盛り上げてくれました。
夜のつどい最後は花火です。
こちらも恒例となっていますが、ナイアガラの滝の後ろでは打ち上げ花火!
幼稚園には腕のいい花火師がいるのです。
上げるタイミング、構成もバッチリです。
お泊り保育、最大の目的は「泊る・寝る」です。
安全のため、今年はクラス毎に男女別で寝ることにしました。
(一部屋の人数が、例年の半分です)
布団運びもシーツを敷くのももちろん自分たちで。
子供同士で力を合わせて行います。
お家ではやったこと、ないでしょうね。
パジャマに着替えて「おやすみなさい」
最初こそ行儀よく寝ていましたが、子供たちの寝息が聞こえ始めると…
子供ってあんなに動くんですねぇ。
2021年7月28日(水)お泊り保育2日目
予定時間よりも早く起き始めた子供たち。
そうなると、静かにしているのも一苦労です。
ひそひそ話を始める子がいたりと、クラスによって様々です。
もちろん、いつまでも寝ているクラスもあったようです。
そして、布団の準備をしたからには、片づけも子供たちに頑張ってもらいました。
ラジオ放送に合わせて、園庭でラジオ体操を行います。
もちろん♪ラジオ体操の歌♪も元気一杯歌いました。
♪ラジオ体操の歌♪、編集長も子供の頃毎朝歌ったなぁ。
子供たちも大人になっても覚えていてくれるでしょうか。
朝の気持ちいい時間に園の周りをちょっとお散歩です。
セミが鳴いていたり、川には鳥がいたり、りんご組の植えた朝顔がきれいに咲いていたり…
いつもとは違う発見ができたようです。
体育館の“とみつかレストラン”で朝食です。
メニューは「お泊り保育バージョンの特製朝食」
朝から、子供たちは食欲旺盛です。
ほとんどの子が食べ終わった頃…
なんと今度はスパイダーマンとベイマックスがサプライズ登場です。
これには子供たちも(実は先生たちも)ビックリ!!
子供だけで泊れたことを褒めてもらいました。
放送での閉会式に参加した後、「自分たちだけでのお泊り」をやり遂げた子供たちの表情。
満足感、100%です。
虹の階段でお迎えを待つ子供たち。
お家の人にあれも話したい、これも話したい…
17時間の子供たちの大冒険は大成功だったようです。
富塚幼稚園オリジナルのドライブスルー降園。
車の中は、子供たちの思い出話が家に着くまで続いたことでしょう。