毎年卒園していく子供たちが、1本ずつ桜の樹を植えていってくれます。
園庭にはそうやって植えられた桜の樹がずいぶんと増えました。
毎年種類も違うので、桜の花は順番に咲いていき、2月の中頃から毎日がお花見です。
今年の子供たちは「御殿場桜」を植えてくれました。
1本の樹なので、皆で分担して植えました。
♪記念樹♪を歌って、完成です。
まだ探さないとわからないほどの桜のつぼみですが、毎年きっと咲かせてくれるはずです。
桜が咲くころには、子供たちも幼稚園のことを思い出してくれるでしょうか。
(集合写真を撮った後なので、マスクしてません)
ひなまつりのつどいの内容は「とみつか新聞号外」を見ていただくとして、こちらでは自分たちが作ったひな人形と一緒に「はい、チーズ♡」
(全クラスないのは、どうかご容赦を)
2学期のサッカー大会とは開催方法が違う、富塚チャンピオンズ・リーグ(略してTCL)が行われました。
さくら組全員(男女も関係ありません)を8チームに分けてゲームを行いました。
久しぶりの試合に子供たちも張り切っていました。
富塚の子供たちは、サッカーが大好きです。
そして、最後は子供の選抜チームVS年長の先生+理事長先生+園長先生のスペシャルマッチです。
この時期の子供たちの実力は、先生たちが真剣に行っても力が及びません。
案の定、子供たちの勝利となりました。
試合には負けましたが、先生たちにはそれが何かうれしくもあった試合となりました。
今年も、りんご、ひよこ、ちゅーりっぷ組は園外保育を計画していました。
しかし。。。
コロナの感染を心配し、中止となりました。
さくら組のおもいで遠足は全職員が一緒に行くので感染対策もできますが、他の学年はそうもいきません。
まさに泣く泣く中止となったのです。
その代わり、学年ごとにいろいろなイベントを考えました。
りんご組は園長先生のサッカー教室を計画しました。
12月のサッカー大会、そして先日のTCLに触発されたりんご組の子供たち。
最近では、さくら組に交じってゲームを楽しんでいる子もいるほどです。
進級し、4月からの子供たちの成長が一層楽しみになりました。
ちゅーりっぷ組は、富塚の消防署まで歩いていき、消防車を見せていただきました。
お家の人と出かけるときは、まだまだ手をつないでいくことが多いことでしょう。
子供だけで歩いて行く…。
これが実は一番の難関で、挑戦なのかもしれません。
一緒に行ってくださった園長先生の膝で、ちゃっかり休憩(?)している子もいました。
ちゅーりっぷ組は、まだまだ甘え上手です。
ひよこ組は…
いえいえ、バスに乗ってお出かけではありません。
園の周りをお散歩していったのですが、駐車場に停めてあるわんわんバスに乗って、ちょっとお出かけ気分。
停まっているバスでも子供たちは大喜びです。
「アイスクリーム屋さんに行きたい」「公園に行きたい」と、いろいろな声が上がりました。
りんご組になったら、お出かけしましょうね。
幼稚園の駐車場近くに小さな公園があります。
すべり台と砂場があるだけですが、それでも子供たちは遊びの天才。
砂場の周りのコンクリートを平均台代わりに遊んでいました。
(すべり台の前後には、しっかり除菌スプレーを手にかけ感染対策には気を付けました)
ボルダリング下には人工芝がしかれています。
そこは時にはピクニックエリアとなっていました。
3月になって、そこでお弁当や給食を楽しんでいるクラスもありました。
「チューリップが咲いたら1つ大きな学年になる」と、球根を植えた子供たち。
数日前から花が咲き始め、いよいよ修了式の日となりました。
式に参加する子供たちは、とても頼もしい姿を見せてくれました。
お天気にも恵まれ、第71回卒園式が行われました。
76名の子供たちがこの日、富塚幼稚園を巣立ちました。
幼稚園に登園すると毎日行っていたお祈り。
「小学校へ行ってもお守りください」と、最後にお祈りしました。
きっとみんなのこと、守ってくれるはずです。
小学校へ行っても、幼稚園のことを忘れないでくださいね。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、自主登園、休園で始まった令和2年度。
いろいろなところで予定が変更され、中止となった行事や保育内容もありました。
マスクの着用や登降園の際、昼食の際、いろいろな場面での手指の消毒。
子供たちがそれを普通に受け入れている姿が頼もしく、時には寂しくもありました。
コロナがなければ、こんなことはしなくていいのに。。。
マスクを取ってもっともっと話がしたい、手をつなぎたい、時にはハグもしたい…。
幼稚園以上に、ご家庭でのご苦労は大きかったと思います。
それでも、保護者の方々のご理解、ご協力をいただき、令和2年度を終えることができました。
どうもありがとうございました。
引き続き、令和3年度もよろしくお願いいたします。
とみつか新聞 編集長